関数リスト

Smartsheet には、一般的なスプレッドシートプログラムに共通して使用されている関数が用意されています。また、おそらく Smartsheet でのみ可能な作業 (階層形式のリストでのデータ作業など) を助ける関数もいくつか用意されています。これらの関数を数式に使用すれば、たとえばデータを操作したり、日付の追加や削除を行ったり、計算をしたりすることができます。

以下に Smartsheet にてご利用いただける関数をすべてご紹介いたします。

タイトル 構文 説明
ABS
数値
ABS(number)
数値の絶対値を返します。 詳細情報
ANCESTORS
階層
ANCESTORS([reference])
別の関数で使用し、セルの階層にあるすべての親を参照します。 詳細情報
AND
論理
AND(logical_expression1, [logical_expression2, ...])
別の関数で使用し、与えられた論理式がすべて true である場合、true を返します。 詳細情報
AVERAGEIF
高度
AVERAGEIF(range, criterion, [average_range])
指定された条件を満たす範囲に入っている数値の平均を返します 詳細情報
AVG
数値
AVG(number1, [number2, ...])
与えられた数値の平均値を返します。 詳細情報
AVGW
高度
AVGW(range, range_weight)
加重平均を返します (各値が関連する重要性により加重された平均値)。 詳細情報
CEILING
数値
CEILING(number, [multiple])
数値を、基準値の倍数のうち最も近いものに切り上げます。 詳細情報
CHAR
数値
CHAR(number)
数値を文字に変換します。 詳細情報
CHILDREN
階層
CHILDREN([reference])
別の関数で使用し、参照された親行の子行を参照します。 詳細情報
CONTAINS
論理
CONTAINS(search_for, range)
別の関数内で使用され、文字または文字列を検索します。 見つかった場合は true、見つからなかった場合は false を返します。 詳細情報
COUNTIF
高度
COUNTIF(range, criterion)
指定された範囲内で条件に一致するセルの個数を返します。 詳細情報
COUNTIFS
高度
COUNTIFS(range1, criterion1, [range2, criterion2, ...])
指定された範囲内で指定された条件すべてに一致するセルの個数を返します。 詳細情報
COUNTM
高度
COUNTM(search_range1, [search_range2, ...])
複数の連絡先または複数選択ドロップダウン列のセル、またはセル範囲内の要素の数をカウントします。 見つかった要素の合計数を返します。 詳細情報
DATEONLY
日付
DATEONLY(date_time)
「日付」列で使用され、日付/時間の値のうち日付を抽出します。 詳細情報
DAY
日付
DAY(date)
1 を 1 日目として、日付を表す 1 から 31 の数値を返します。 詳細情報
DECTOHEX
数値
DECTOHEX(number)
10 進数を 16 進数の値に変換します。 詳細情報
DESCENDANTS
階層
DESCENDANTS([parent_cell])
別の関数で使用し、参照された親行のセルのすべての子孫行を参照します。 詳細情報
DISTINCT
高度
DISTINCT(range)
他の関数内で、範囲内の一意の値の配列を返すために使用します。 詳細情報
FIND
文字列
FIND(search_for, text_to_search, [start_position])
文字列の中のストリングの開始位置 (最初に現れる位置) を返します。 詳細情報
FLOOR
数値
FLOOR(number, multiple)
数値を、基準値の倍数のうち最も近いものに切り下げます。 詳細情報
HAS
論理
HAS(search_range, criterion)
この値が他の値と一緒に複数の連絡先または複数選択ドロップダウンの列のセルまたは範囲に表示される場合も含め、単一の値の完全一致を検索します。HAS は完全一致を見つけた場合に「True 」を返します。見つからない場合には「False」を返します。 詳細情報
HEXTODEC
数値
HEXTODEC(hex_string)
16 進数を 10 進数に変換します 詳細情報
IF
論理
IF(logical_expression, value_if_true, [value_if_false])
論理式を評価し、真の場合は 1 つの値を返し、偽の場合はもう 1 つの値を返します。 詳細情報
IFERROR
論理
IFERROR(value, value_if_error)
エラーでない場合は最初の値が返されます。それ以外であれば、2 番目の値を返します 詳細情報
INDEX
高度
INDEX(range, row_index, [column_index])
与えられた行と列の INDEX に基づいてコレクションから単一のアイテムを返す 詳細情報
INT
数値
INT(value)
数値の整数部分を返します。 詳細情報
ISBLANK
論理
ISBLANK(value)
値が空白かどうかを確認します 詳細情報
ISBOOLEAN
論理
ISBOOLEAN(value)
値がブール型 (チェックボックス、フラグ、星など) かどうかを確認します 詳細情報
IsCritical
論理
New!
ISCRITICAL(ISCRITICAL(value))
行がクリティカル パス上にあるかどうかを識別します。 詳細情報
ISDATE
論理
ISDATE(value)
値が日付かどうかを確認します。 詳細情報
ISERROR
論理
ISERROR(value)
別の数式内の計算エラーを確認します。 詳細情報
ISEVEN
論理
ISEVEN(number)
数値が偶数かどうかをチェックします。この関数は整数に対してのみ有効です。値が偶数の場合は「True」を、値が奇数の場合は「False」を返します。 詳細情報
ISNUMBER
論理
ISNUMBER(value)
値が数値かどうかを確認します。 詳細情報
ISODD
論理
ISODD(number)
値が奇数かどうかを確認します。奇数であれば true、偶数であれば false を返します。 詳細情報
ISTEXT
論理
ISTEXT(value)
値が文字列かどうかを確認します。 詳細情報
JOIN
高度
JOIN(range, [delimiter])
セルの範囲を文字列に結合し、値の間に任意の区切り記号を付けます。 詳細情報
LARGE
数値
LARGE(range, n)
提供された範囲の n 番目に大きな数値を返します。 詳細情報
LEFT
文字列
LEFT(text, [num_chars])
文字列の最も左の文字を返します。 詳細情報
LEN
数値
LEN(text)
文字列のスペースを含めた文字数が返されます。 詳細情報
LOWER
文字列
LOWER(text)
文字列の (半角英語) 大文字を (半角英語) 小文字に変換します。 詳細情報
MATCH
高度
MATCH(search_value, range, [search_type])
範囲内の値の相対位置を返します (参照テーブル)。 最初の位置は 1 です。 詳細情報
MAX
数値
MAX(value1, [value2, ...])
最大数値または最も遅い日付を返します。 詳細情報
MEDIAN
数値
MEDIAN(number1, [number2, ...])
数値の範囲の中央値を返します。 詳細情報
MID
文字列
MID(text, start_position, num_chars)
指定開始位置と文字数に基づいて文字列の位置を返します。 詳細情報
MIN
数値
MIN(value1, [value2, ...])
最小数値または最も早い日付を返します。 詳細情報
MOD
数値
MOD(dividend, divisor)
数値を除数で割ったときの剰余を返します。 詳細情報
MONTH
日付
MONTH(date)
1 を 1 月として、月を表す 1 から 12 の数値を返します。 詳細情報
MROUND
数値
MROUND(number, [multiple])
数値を希望の基準値の倍数まで切り上げて返します。 詳細情報
NETDAYS
日付
NETDAYS(start_date, end_date)
2 つの日付の間の日数を返します。 詳細情報
NETWORKDAY
日付
NETWORKDAY(start_date, end_date, [holidays])
2 つの日付の間の稼働日の日数を返します。 開始日が非稼働日の場合は、結果に 1 日追加されます。 詳細情報
NETWORKDAYS
日付
NETWORKDAYS(start_date, end_date, [holidays])
2 つの日付の間の稼働日数を返します。 詳細情報
NOT
論理
NOT(logical_expression)
別の関数内で使用され、逆の論理式を提供します。 詳細情報
NPV
高度
NPV(discount_rate, number, range1, [range2, ...])
投資の正味現在価値を、一連のキャッシュ フローおよび割引率に基づいて算出します。 詳細情報
OR
論理
OR(logical_expression1, [logical_expression2, ...])
別の関数で使用され、与えられた論理式のうち少なくとも 1 つが true である場合、true を返します。 詳細情報
PARENT
階層
PARENT([reference])
指定のセルの親を参照します。 詳細情報
PERCENTILE
高度
PERCENTILE(range, percentile)
範囲内で、百分率で指定した率に位置する値を返します。 詳細情報
PRORATE
高度
PRORATE(number, start_date, end_date, prorate_start, prorate_end, [decimal_places])
指定された範囲内に分割された値の位置を返します。 詳細情報
RANKAVG
数値
RANKAVG(number, range, [order])
RANKAVG 関数は、数値を範囲内のほかの数値と比較した場合の順位を返します。値が重複する場合は平均値の順位を割り当てます。 詳細情報
RANKEQ
数値
RANKEQ(number, range, [order])
数値を範囲内のほかの数値と比較した場合の順位を返します 詳細情報
REPLACE
文字列
REPLACE(text, start_position, num_chars, new_text)
文字列内の指定開始位置から指定終了位置の文字列を置き換えます。 詳細情報
RIGHT
文字列
RIGHT(text, [num_chars])
文字列の最も右の文字を返します。 詳細情報
ROUND
数値
ROUND(number, [decimal_places])
与えられた数を希望の小数点以下の桁数で四捨五入します。 詳細情報
ROUNDDOWN
数値
ROUNDDOWN(number, [decimal])
指定した小数点以下の桁数で数値を切り捨てます。 詳細情報
ROUNDUP
数値
ROUNDUP(number, [decimal])
指定した小数点以下の桁数で数値を切り上げます。 詳細情報
SMALL
数値
SMALL(range, n)
指定された範囲で n 番目に低い数値を返します。 詳細情報
STDEVA
高度
STDEVA(range1, [range2, ...])
サンプル値のセットに基づいて標準偏差を推定します。 詳細情報
STDEVP
高度
STDEVP(range1, [range2, ...])
数値以外も含むサンプル値のセットに基づいて標準偏差を推定します。 詳細情報
STDEVPA
高度
STDEVPA(range1, [range2, ...])
数値以外も含むサンプル値のセット全体に基づいて標準偏差を計算します。 詳細情報
STDEVS
高度
STDEVS(range1, [range2, ...])
数値以外を除いたサンプル数値の母集団に基づいて標準偏差を推定します。 詳細情報
SUBSTITUTE
文字列
SUBSTITUTE(search_text, old_text, new_text, [replace_num])
ストリングに含まれる既存の文字列を新しい文字列に置き換えます。 詳細情報
SUM
数値
SUM(number1, [number2, ...])
複数の数値を足します。 詳細情報
SUMIF
高度
SUMIF(range, criterion, [sum_range])
範囲内にある指定された条件に合う数値を加算します。 詳細情報
SUMIFS
高度
SUMIFS(range, criterion_range1, criterion1, [criterion_range2, criterion2, ...])
指定された複数の条件に合う範囲内の数値を加算します。 詳細情報
UNICHAR
数値
UNICHAR(number)
数値をユニコード文字に変換します。 詳細情報
UPPER
文字列
UPPER(text)
文字列の (半角英語) 小文字を (半角英語) 大文字に変換します。 詳細情報
VALUE
文字列
VALUE(text)
数値を表す文字列の値を数値に変換します。 詳細情報
VLOOKUP
高度
VLOOKUP(search_value, lookup_table, column_num, [match_type])
値を検索し、同じ行の異なる列にある対応する値を返します。 詳細情報
WEEKNUMBER
日付
WEEKNUMBER(date)
1 年間のうちの週を示す値を 1 から 52 の数値で返します (例: 1 はその年の第一週目)。 詳細情報
WORKDAY
日付
WORKDAY(date, num_days, [holidays])
「日付」列で使用され、指定された稼働日の日数からの日付を返します。 詳細情報
YEAR
日付
YEAR(date)
日付から年を 4 桁の数字で返します。 詳細情報
YEARDAY
日付
YEARDAY(date)
1 年間のうちの日数を示す値を 1 から 365 の数値で返します (例: 1 はその年の 1 日目)。 詳細情報
トータルフロート
論理
New!
TOTALFLOAT(Value)
この式を使用して、プロジェクトの終了日や後続タスクの開始に影響を与えずにタスクを遅らせることができる時間を計算することにより、タイムライン内の柔軟性を特定します。 詳細情報
今日
日付
TODAY([number])
数式または日付列で TODAY を使用して今日の日付に戻したり、日付を評価してシンボルやテキスト値などの他の出力を生成する数式の一部としてさまざまな列タイプで使用したりできます。 詳細情報
件数
数値
COUNT(value1, [value2, ...])
空白以外の値をカウントします 詳細情報
平日
日付
WEEKDAY(date)
曜日を表す数値 (1 ~ 7、日曜日が 1) を返します。 詳細情報
後続タスク
数値
SUCCESSORS(value)
直接の後続を計算します。この関数は、参照されたタスクによって発生する後続のタスクの列番号を返します。 詳細情報
日付
日付
DATE(year, month, day)
年、月、日の値を日付に結合します 詳細情報
時間
日付
TIME(time_value, [format], [precision])
指定された値のセットから、12 時間または 24 時間形式で時刻を返します。 詳細情報
集める
高度
COLLECT(range, criterion_range1, criterion1, [criterion_range2, criterion2, ...])
別の関数内で使用し、指定された基準を満たす範囲内の特定の値を収集する 詳細情報