COUNTIFS 関数

指定された範囲内で指定された条件すべてに一致するセルの個数を返します。

構文

COUNTIFS(range1, criterion1, [range2, criterion2, ...])
  • 範囲1
    カウントするセルのグループ。
  • 条件1
    範囲内のどのセルをカウントするのかを決定する値 (例: 15,"ハロー ワールド!" または >25)。
  • 範囲2, 条件2, ... —[任意]
    その他のセルのグループとその条件。

使用例

COUNTIFS(量:量, >25, [アイテム名]:[アイテム名], "T シャツ")

利用上の注意

  • 条件で使用可能な演算子には以下が含まれます。 = (等しい)、<> (等しくない)、> (より大きい)、< (より小さい)、>= (同じ、またはより大きい)、<= (同じ、またはより小さい)。
  • <> (等しくない) を使用する場合、空白セルはカウントされません。たとえば、「=COUNTIFS(アイテム:アイテム, <> "シャツ",倉庫:倉庫, <> "シカゴ")」という数式を入力しても、「アイテム」列および「倉庫」列に存在する空白セルはカウントされません。

この例では、次のシートの情報を参照しています。

  衣料品 取引合計額 販売数 在庫
1 T シャツ 1,170.00 78 true (オン)
2 パンツ 1,491.00 42 false (オフ)
3 ジャケット 812.00 217 true (オン)

上の表を例に、シートに COUNTIFS を使用した例をいくつかご紹介します。

数式 説明 結果
=COUNTIFS([販売数]:[販売数], > 50, [在庫]:[在庫], 1) 「販売数」列の値が 50 を超えており、「在庫」列にチェックマークが入っている行の数をカウントします。ここでは、行 1 と行 3 がこの条件に一致しています。 2
=COUNTIFS([衣料品]:[衣料品], "ジャケット", [在庫]:[在庫], 1) 「衣料品」列の値が「ジャケット」であり、「在庫」列にチェックマークが入っている行の数をカウントします。ここでは、行 3 がこの条件に一致しています。 1
=COUNTIFS([取引合計額]:[取引合計額], > 1000, [販売数]:[販売数], < 50) 「取引合計額」列の値が 1,000 を超えており、「販売数」列の値が 50 を下回る行の数をカウントします。ここでは、行 2 がこの条件に一致しています。 1