LARGE 関数

提供された範囲の n 番目に大きな数値を返します。
使用例
LARGE(費用1:費用,3)
構文
LARGE(
  • 範囲
  • n
)
  • 範囲
    n 番目に大きな値を返す元となる数値グループ。
  • n
    何番目に大きな値を返すかを表します。
利用上の注意
  • LARGE は提供された範囲の数値のみを参照します。その範囲に数値がない場合は、#INVALID VALUE または #INVALID COLUMN VALUE というエラーメッセージが表示されます。
  • その範囲にある値の総数よりも n の方が大きい場合は、#INVALID DATA TYPE というエラーメッセージが表示されます。

この例では、次のシートの情報を参照しています。

  取引合計額 販売数 単価 販売日
1 $1,170.00 78 $15.00 2019/2/12 1:55 PM
2 $1,491.00 42 $35.50 2019/02/15 10:23 AM
3 $812.00 217 $200.00 2019/02/20 2:45 PM

上の表を参考に、ここに LARGE を使った例をいくつか提示します。

数式 説明 結果
=LARGE([取引合計額]:[取引合計額], 1) 「取引合計額」列の最大値を返します。 $1,491.00
=LARGE([販売数]:[販売数], 2) 「販売数」列のうち 2 番目に大きな値を返します。 78
=LARGE([取引合計額]:[単価], 5) 「取引合計額」列から「単価」列の範囲で 5 番目に大きな値を返します。 $200.00