この関数を使用すると、指定したセルの親の値を検索して表示できます。
構文
PARENT([reference])
- reference (参照)—[任意][オプション] これによってセルを指定し、その親を特定します。セルが指定されていない場合は、現在のセルの親を返します。
使用例
PARENT(タスク名@row)
例
この例では、次のシート情報を参照しています。
Brandfolder Image

上記の表を基に、シートで PARENT を使用した例をいくつかご紹介します。
数式 | 説明 |
---|---|
=IF(Level@row 2, "", IF(PARENT([Approved to Start]@row) = 1, "Active", "On Hold")) | この数式では、IF 関数で PARENT の値を使用して、親フェーズが開始承認済み (Approved to Start) かどうかを識別し、承認済みの場合はタスク レベルのアイテムを Active (アクティブ) として、未承認の場合は On Hold (保留中) としてマークします。 |
=PARENT([Task Name]@row) | この「Parent Task (親タスク)」列には、「Task Name (タスク名)」列から取得した、現在の行の親タスクの値が表示されます。これは、親行が含まれていない場合にレポートやフィルターに表示する際に便利です。 |
="Phase: " + PARENT([Task Name]@row) | この列ではテキストを追加し、連結を使用して PARENT の値が何を表すかを識別しています。 |
さらにサポートが必要な場合
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