COLLECT 関数

別の関数の中で使用し、ある範囲内にて、提供された条件に合致する特定の値を収集します。
使用例
AVG(COLLECT(費用1:費用5, 費用1:費用 5, > 30))
構文
COLLECT(
  • 範囲
  • 条件範囲1
  • 条件1
  • [
    • 条件範囲2
    • 条件2
    • ...
    ]
)
  • 範囲
    収集する値のグループ。
  • 条件範囲1
    条件により評価されるセルのグループ。
  • 条件1
    収集する値の定義となる条件。
    • 条件範囲2
    • 条件2
    • ...
    —[任意]
    評価されたその他の範囲と条件。 収集するにはすべての条件が合致している必要があります。
利用上の注意
  • COLLECT は別の関数の中でしか使用できません。

この例では、以下の範囲を参照します。

アイテム 供給 費用
T シャツ 5 20.00
靴下 43 5.75
ジャケット 2 200.25
ショートパンツ 28 30.50
パンツ 14 50.00

上の表を参考に、ここに COLLECT を使った例をいくつか提示します。
 

数式 説明 結果
=AVG(COLLECT(費用1:費用5, 費用1:費用5, >10.00)) 10.00 より大きい場合の平均費用 75.1875
=MAX(COLLECT(費用1:費用5, 費用1:費用5, >20)) 供給が 20.00 より大きい場合の最大費用  30.50
=JOIN(COLLECT(アイテム1:アイテム5, 費用1:費用5, > 20.00), ", ")) 費用が 20.00 より大きい場合、アイテムをコンマとスペースで結合 ジャケット, ショートパンツ, パンツ