IF 関数

論理式を評価し、真の場合は 1 つの値を返し、偽の場合はもう 1 つの値を返します。
使用例
IF([期日]1 > [期日]2, "日付 1 が遅い", "日付 2 が遅い")
構文
IF(
  • 論理式
  • 値が真の場合
  • [
    値が偽の場合
    ]
)
  • 論理式
    評価対象の論理式。真または偽で表されます。
  • 値が真の場合
    論理式が真であった場合、返される値または数式。
  • 値が偽の場合
    —[任意]
    論理式が偽であった場合、返される値または数式。省略された場合、空白の値が返されます。
利用上の注意
  • IF 関数をネストして、複数の論理評価を行うことができます。 
  • Smartsheet は数式の IF 文を左から右へ読み、真と評価された最初の論理式に基づいた値を表示します。IF 関数をネストしている場合は、論理式がすべて偽と評価された場合のみ「偽の場合返す」の値が返されます。 

この例では以下のシートの情報を参照しています。

行番号

アイテム番号

ステータス

発注日

在庫?

1

C001

12/15/19

true

2

C002

12/12/19

false

3

C003

12/15/19

true

4

C004

12/20/19

true

 

上記の表を例に、シートに IF() 関数を使用した例をいくつかご紹介します。

 

数式

説明

結果

=IF([ステータス]1 = "赤", "リスクあり", "予定通り")

「ステータス」列の行 1 が「赤」の場合は「リスクあり」という値を返し、そうでなければ「予定通り」という値を返します。 

予定通り

=IF([発注日]2 < TODAY(), "赤", IF([発注日]2 > TODAY(), "黄", IF([発注日]2 = TODAY(), "緑")))

「発注日」列の行 2 が TODAY より前の場合は、「赤」という値を返します。

「発注日」列の行 2 が TODAY より後の場合は、「黄」という値を返します。

「発注日」列の行 2 が TODAY と一致する場合は、「緑」という値を返します。

=IF([発注日]3 < TODAY(), "赤", IF(AND([発注日]3 >= TODAY(), [発注日]3 < TODAY(+7)), "黄", "緑"))

「発注日」列の行 3 が TODAY より前の場合は、「赤」という値を返します。

「発注日」列の行 2 が、TODAY より後か一致し、かつ今後 7 日以内の場合は、「黄」という値を返します。

いずれでもない場合は、「緑」という値を返します。

=IF(COUNTIF([アイテム番号]:[アイテム番号], [アイテム番号]@row) > 1, 1, 0) 

重複の検索:

「アイテム番号」列に現在の行のアイテム番号のインスタンスが複数ある場合は、この行のチェックボックスをオンにします。 

重複がない場合は、このチェックボックスをオンにしないでください。 

すべてのチェックボックスがオフの状態

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