範囲内の値の相対位置を返します (参照テーブル)。 最初の位置は 1 です。
構文
MATCH(search_value, range, [search_type])
- 検索値—検索する値。
- 範囲—検索するセルの範囲 (参照テーブル)。
- 検索タイプ—[任意]既定値は 1 です。 範囲が昇順に並べ替えられている (1)、並べ替えられていない (0)、降順で並べ替えられている (-1) のいずれかによる検索方法。
使用例
MATCH("タスク A", [タスク名]1:完了 5)
利用上の注意
Smartsheet は、セルを左から右 (列全体) にカウントし、次に上から下 (行全体) にカウントして、検索値の相対位置を計算します。 2 つの列で構成される参照テーブルでは、左端の列の一番上の行のセルが最初、つまり、1 番目の位置になります。
オプションの検索タイプ引数の場合、
- 1: (既定値) search_value と同じまたはそれ以下の最大値を検索します (範囲を昇順で並べ替える必要があります)
- 0: 最初の完全一致を見つけます (範囲を並べ替える必要はありません)
- -1: search_value と同じまたはそれ以上の最小値を検索します (範囲を降順で並べ替える必要があります)
例
この例では以下のシートの情報を参照しています。
行番号 | 衣料品 | 取引合計額 | 販売数 | 単価 | 発注日 |
---|---|---|---|---|---|
1 | T シャツ | $1,170.00 | 78 | $15.00 | 02/12/19 |
2 | パンツ | $1,491.00 | 42 | $35.50 | 02/15/19 |
3 | ジャケット | $900.00 | 45 | $20.00 | 02/20/19 |
上記の表を例に、シートに INDEX を使用した例をいくつかご紹介します。
数式 | 説明 | 結果 |
---|---|---|
=MATCH("パンツ", [衣料品]:[衣料品], 0) | 「衣料品」列に「パンツ」と表記されている行の位置を返します。 |
2 |
=MATCH(42, [販売数]1:[単価]3, 0) |
1 番目の位置が「78」で、 6 番目の位置が「$20.00」となる 2 列のテーブルから、数値「42」の位置を返します。 |
3 |
=MATCH(DATE(2019, 2, 12), [発注日]:[発注日]) |
DATE 関数を使用して、「発注日」列の 2019 年 2 月 12 日の日付の位置を返します。 |
1 |
=INDEX([単価]:[単価], MATCH("ジャケット", [衣料品]:[衣料品], 0)) |
「衣料品」列に「ジャケット」を含む行に対し、「単価」列の値を返します。 |
$20.00 |
さらにサポートが必要な場合は、
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