別の関数で使用され、与えられた論理式のうち少なくとも 1 つが true である場合、true を返します。
構文
OR(logical_expression1, [logical_expression2, ...])
- logical_expression1—true または false を検証する数式 (ブール型)。
- logical_expression2, ... —[任意]ture または false を検証するその他の数式。
使用例
IF(OR([期日]1 > [期日]2, [期日]1 > [期日]3), "期日 1 は最も早くない", "期日 1 は最も早い")
利用上の注意
- OR はブール型列 (チェックボックス、フラグ、スター) で直接使用することも、別の関数 (たとえば IF、SUMIF、COUNTIF、SUMIFS、 COUNTIFS nado) 内で使用することもできます。
- OR はブール型列 (チェックボックス、フラグ、スター) で直接使用することも、IF 関数内で使用することもできます。
- また、OR は SUMIF、COUNTIF、SUMIFS、COUNTIFS などその他の関数の条件で @cell と組み合わせて使用することもできます。
例
この例では以下のシートの情報を参照しています。
行番号 |
アイテム番号 |
在庫 |
ステータス |
販売数 |
---|---|---|---|---|
1 |
C001 |
true |
緑 |
78 |
2 |
C002 |
false |
赤 |
42 |
3 |
C003 |
true |
黄 |
217 |
4 |
C004 |
true |
黄 |
上記の表を例に、シートに OR() 関数を使用した例をいくつかご紹介します。
数式 |
説明 |
結果 |
---|---|---|
=IF(OR([在庫]1 = 0, Status1 = "赤"), "注文状況と在庫を確認", "順調") |
I“在庫” 列の行 1 が 0 と等しい (un-checked/false) の場合、または、“ステータス” 列の行 1 が “赤” の場合は、"注文状況と在庫を確認" の値を返し、それ以外の場合は "順調" の値を返します。 |
順調 |
=IF(OR([販売数]2 > 50, [在庫]2 = 0), "在庫切れ", "在庫") |
“販売数” 列の行 2 が 50 より大きい場合、または、“在庫” 列の行 2 が 0 と等しい場合、“在庫切れ” の値を返し、それ以外の場合は “在庫” を返します。 |
在庫切れ |
=COUNTIF(Status1:Status4, OR(@cell = "緑", @cell = "黄")) |
セル レベルで緑または黄が返される場合、“ステータス” 列の値の数をカウントします。 行 1、3、および 4 を適用します。 |
3 |