SUMIFS 関数

指定された複数の条件に合う範囲内の数値を加算します。

構文

SUMIFS(range, criterion_range1, criterion1, [criterion_range2, criterion2, ...])
  • 範囲
    合計するセルのグループ。すべての条件に合うと仮定。
  • 条件範囲1
    条件により評価されるセルのグループ。
  • 条件1
    加算する数値を定義する条件 (例: 15,"ハロー ワールド!" または >25)。
  • 条件範囲2, 条件2, ... —[任意]
    評価されたその他の範囲と条件。

使用例

SUMIFS(費用:費用, 量:量, >25, [タスク名]:[タスク名], "タスク A")

利用上の注意

  • 条件で使用可能な演算子には以下が含まれます。 = (等しい)、<> (等しくない)、> (より大きい)、< (より小さい)、>= (同じ、またはより大きい)、<= (同じ、またはより小さい)。 
  • 対応する範囲内の数値を追加するためには、すべての評価条件が true でなければなりません。

この例では、次のシートの情報を参照しています。

アイテム 数量 費用 倉庫
シャツ 26 20.00 A
パンツ 24 50.00 A
靴下 10 10.00 A
シャツ 18 25.00 B
パンツ 16 75.00 B
靴下 46 15.00 B

 

上の表を例に、シートに SUMIFS を使用した例をいくつかご紹介します。

数式 説明 結果
=SUMIFS(数量:数量, 費用:費用, >30,倉庫:倉庫,"A") 費用が 30.00 を超える倉庫「A」のアイテムの数量を合計します 24
=SUMIFS(数量:数量, 数量:数量, >10, 費用:費用,<20) 費用が 20.00 未満であり、数量が 10 を超えているアイテムを合計します 46
=SUMIFS(費用:費用, 数量:数量, >15, 倉庫:倉庫, "A", アイテム:アイテム, OR(@cell = "シャツ", @cell = "靴下")) 倉庫「A」にある「シャツ」か「靴下」のアイテムのうち、数量が 15 を超えるアイテムの費用を合計します
注: この数式は、OR 関数@cellパラメーターにも使用できます。
20.00