ステップバイステップの手順に従ってプロジェクト設定を変更します。
Smartsheet は、チームがスピードと責任感を意識しながら一丸となって遂行することを促進し、より良い成果をより早く達成するための、効率的なプロジェクト管理に不可欠なツールを提供しています。
ガント ビュー: プロジェクト設定を変更する
Resource Management セクションは、ビジネス プランまたはエンタープライズ プランでのみご利用いただけます。
ガント ビューの使用中にプロジェクト設定にアクセスして、ガント チャートの依存関係やタイムスケールを変更することができます。ビジネス プランまたはエンタープライズ プランをご利用の場合は、利用可能な Resource Management 機能を変更することもできます。
プロジェクト設定には、グリッド ビューまたはガント ビューから以下のようにアクセスできます。
- ガント ビューから: ガント チャートの任意の列ヘッダーを右クリックして、[プロジェクト設定] を選択します。
- グリッド ビューから: シートの任意の列ヘッダーを右クリックして、[プロジェクト設定の編集] を選択します。
シートをガント ビューに切り替えた後にのみ、ガント タイムスケール設定が表示されます。
依存関係設定を編集する
日付範囲表示
開始日列と終了日列: 開始日と終了日を追跡するために使用する列を選択します。
スケジュールされた各タスクには、年、月、日を含めた開始日と終了日が必要です。日付選択アイコンを使って、正しい形式で日付を入力します。
開始日列と終了日列を設定する場合
- タイムラインが元のスケジュールとどこが異なるかを確認するには、任意のセルを右クリックして [履歴の表示] を選択し、保存された以前の日付の値を表示します。
- 開始日と終了日は、特定の「期間」と「先行タスク」の値を持つ行で自動的に計算されます。
- 終了日を計算するには、開始日に特定の期間を足すことで自動計算されます。
- タスクの開始日または終了日が先行タスクの影響を受けている場合でも、該当のセルをクリックして新しい日付を選択し、手動で変更できます。このようにして日付を手動で指定すると、先行タスクとの関連付けが無効になり、その行から値が削除されます。
- 親行に先行タスクの値が入っている場合、この依存関係は各子行の開始日に影響を与えます。親行の先行タスクの値を削除すると、子行の日付を手動で変更できるようになります。
オプション
% 完了の列:「% 完了」列として割り当てる列を選択します。この列では、ガント チャートのタスク バー内に % 完了インジケーターがオーバーレイされ、自動化された % 完了計算を確認できます。
親行では、Smartsheet が子行の期間と % 完了の値の両方に基づいて、自動で完了率を計算します。
この列の値をパーセンテージとして書式設定するには、上部の列ヘッダーを選択してから左のツールバーの % アイコンをクリックします。
親行の % 完了の自動化はオプションです。[プロジェクト設定] を開き、ウィンドウの「% 完了」列のドロップダウン リストで [なし] を設定すると自動計算が非アクティブ化されます。親行で数式を使用するか、手動で親行の値を設定し、ガント バーから進捗状況インジケーターを削除できます。
依存関係
依存関係をアクティブにすると、期間と先行タスクの値が変更されたときに、日付が自動的に計算されて調整されます。
依存関係をアクティブ化したら、先行タスク列と期間の列を割り当てる必要があります。
シートに既存の先行タスク列と期間の列がない場合、Smartsheet が自動的に作成します。
先行タスク: この列は、スケジュール内のタスク間に依存関係を作成するために使用されます。
期間: この列は、タスクの開始日と終了日のスケジュール作成を自動化するために使用されます。
稼働日: 稼働日と時間を編集します。休日など、特定の日付を除外することができます。 既定では、1 日の長さは 8 時間に設定されています。システムでは、タスクの日数を計算するときに 1 日の長さを考慮します。
依存関係がアクティブになっている場合、先行タスクに依存しているサブタスクの開始日と終了日は、レポート、行更新リクエスト、またはどのモバイル アプリからでも編集できません。タスクの開始日や期間を手動で変更すれば、終了日が自動的に更新されます。
詳しくは「依存関係の有効化および先行タスクの使用」をご覧ください。稼働日
ガント タイムスケール設定を編集する
ガント タイムラインの間隔や表示フォーマットを編集します (年度の開始、チャートのガント バーの右側に表示される列情報など)。たとえば、連絡先リスト列を表示ラベルとして設定して、各ガント バーの横にあるタスクに割り当てられている人のリストを表示します。
シートを開いたときにプロジェクトの現在のタスクをすばやく表示するには、[今日の日付から開く] のチェックボックスをオンにします。
[今日の日付から開く] の設定は、シートの所有者と管理者のみが使用できます。既定ではオフになっており、シートのどのコピーにも移行されません。
また、ビューは個人の設定としてのみ適用され、他の共同作業者のシートの表示には影響しません。
編集者または閲覧者の権限を持つユーザーが今日の日付からガント チャートを開く必要がある場合は、ガント ビューでシートからレポートを作成し、レポートをユーザーに共有できます。
Resource Management の設定
Resource Management プロジェクト設定の詳細情報をご確認ください。
ステップバイステップの手順に従ってプロジェクト シートにマイルストーンを作成します。
マイルストーンを作成してプロジェクトの重要な節目を示す
マイルストーンとは、大きな変化や重要な段階につながるアクションまたは節目のことです。 マイルストーンの終了日は開始日と同じです。 マイルストーンは、ガント チャートではグレーのひし形で表され、指定された開始時間の中央に表示されます。
マイルストーンを作成するには:
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ツールバーのガント ビューをクリックしてガント ビューでシートを表示するか、ガント チャートをシートに追加します。
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シートの依存関係を有効化します (ガント チャート右上の [プロジェクト設定の編集] をクリックして、[依存関係の有効化] チェックボックスをオンにします)。
- マイルストーンを作成するには、タスク期間を 0 (ゼロ) に設定し、開始日を入力します。
ヒント: 拡張マイルストーンを作成するには、タスク期間を「~0」に設定し、開始日を入力します。 拡張マイルストーンの完了には 1 営業日かかりますが、こちらもガント チャートにひし形で表示されます。
ステップバイステップの手順に従ってプロジェクト シートの親行ロールアップ機能を設定します。
親ロールアップ機能
プロジェクト シートで依存関係が有効になっている場合、親行では、特定のプロジェクト シート列のロールアップ サマリーが自動的に反映されます。
親行は、その下にある他の行をインデントすると作成できます。 詳細については、「階層: 行のインデント設定/解除」をご覧ください。
親の [開始日] は、すべての子行のうち最も早い開始日に自動的に設定されます。 同様に、[終了日] は、すべての子行のうち最も遅い終了日に自動的に設定されます。
親の [期間] には、その行の開始日から終了日までの期間に含まれる稼働日の日数が反映されます。 これにより、親行の下でインデントされているすべての子行 (サブタスク) が完了するのに必要とされる時間を判断できます。これは全サブタスクの期間の合計ではなく、全サブタスクの中で最も早い開始日と最も遅い終了日の差に基づく期間です。
親行の [% 完了] では、各子行に入力されている [期間] の値と [% 完了] の値に基づく加重割合が計算されます。 これにより、親行の [% 完了] に与える影響は、期間の短い子行を完了した場合よりも、期間の長い子行を完了した場合の方が大きくなります。 この計算方法により、親行のロールアップ サマリーに含まれるのは、[期間] と [% 完了] の値が設定されているサブタスクのみとなります。
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依存関係が有効になっている場合、上記のプロジェクト シート列の親行の値は編集できません。 これらのプロジェクト シート列の値を自動計算ではなく自分で計算したい場合は、シートで依存関係機能を無効にするか、または依存関係機能が有効にならないタイプの列に希望の数式を作成する必要があります。 カスタマイズした数式は、ガント チャートの表示やバーを変更するためには使用できません。
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依存関係が有効になっているシートをガント ビューまたはカレンダー ビューで開くと、親行に対するバーは常に灰色で表示されます。
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子行 (サブタスク) の期間には、週単位 (例: 2週間、2週、2w)、 端数なしの日単位 (例: 4日、4日間、4d)、端数ありの日単位 (例: 3.5日、3.5日間、3.5d)、継続期間 (例: 継続3日、e3d、継続期間3日、継続時間3日)、時間単位 (例: 7時間、7時、7h)、分単位 (例: 90分、90分間、90m)、秒単位 (例: 500秒、500秒間、500s)、ミリ秒単位 (例: 50000ミリ秒、50000ミリ秒間、50000ms)、および単位の組み合わせを使用できます (入力形式はさまざまですが、表示形式は最初の例のようになる)。ただし、親行 (サマリー) に表示される期間の値は、常に「日単位 (端数あり)」となります。