Smartsheet Pivot アプリは、シートまたはレポートに保存されている大量のデータを要約および分析し、実用的な比較、パターン、傾向を作成するのに役立ちます。
例えば、次のようなユース ケースがあります。
- セールス管理: セールス パイプラインの担当者ごとに、毎月の内訳を確認します。
- マーケティング: 顧客データを分析して、主要セグメントを特定します。
- サービス プロバイダー: サービスの傾向を追跡して、機会を特定します。
Smartsheet Pivot アプリ - はじめに
Smartsheet Pivot アプリはプレミアム アドオンで、購入可能です。詳細については Smartsheet 営業担当者にお問い合わせください。
Pivot アプリを使用してピボット テーブルを作成すると、以下のことが可能になります。
- ロールアップ サマリーを作成し、複数のシートにまたがる重要情報を見つけやすい場所に表示する
- 新しいデータを追加するたびにサマリー メトリックを最新の状態で維持する
- データの変更が必要なとき、重要なセグメントをすばやく特定して適合させる
たとえば、Pivot アプリでは以下のようなデータを抽出できます。
そして、以下のように外観を変更できます。
Pivot アプリを使用する際の留意点
- Pivot アプリを含む Smartsheet のプランのユーザーである必要があります。
- Pivot アプリでピボット テーブルを作成するには、まずシートまたはレポートにソース データを用意する必要があります。
- ソース アイテムに対する所有者または管理者レベルの共有権限が必要です。
Pivot アプリにサインインする
- 左側のナビゲーション バーで、[起動ツール] を選択します。
- [Pivot] を選択します。
ピボット シートを作成する
Pivot アプリの左上角にある [+Create Pivot Sheet (ピボット シートの作成)] を選択して、ウィザードの手順に従います。
ステップ 1: シートを選択する
- 検索または参照で、サマリーを作成したいデータを含むソース シートまたはレポートを見つけます。
- 希望するシートまたはレポートを選び、[Next (次へ)] を選択します。
ピボット シートのソース シートを確定したら、変更することはできません。別のソース シートまたはレポートを使用するには、新しいピボット シートの作成を開始します。
条件の追加や削除を行う、または複数のシートからピボットを作成するには、ピボットのソース データとしてレポートを使用することを考慮してください。
ステップ 2: 列を割り当てる
列の割り当てのステップでは、ピボット シートに表示させる行、列、および値を選択します。テーブルに名前を付けたり、最新の情報に更新される頻度を指定したりすることもできます。
- [Columns (列)]、[Rows (行)]、[Value (値)] ボックスの上にある [Add Field (フィールドの追加)] を選択して、ピボット シート内の該当するアイテムのソース データを選択します。
- [Pivot name (ピボット名)] ボックスにピボット シート名を入力します。
- [Execution Frequency (実行頻度)] で、テーブルを更新する頻度を選択します。ピボット テーブルを定期的に更新し、ソース データの変更を反映するためのオプションを選択します。
列、行、値の配置に関するガイド
ピボット テーブルのデータの配置方法については、以下の画像をご覧ください。
- 列: 列フィールドは、ピボット テーブルの上部に表示される値です (例: 暦月)。
- 行: 行フィールドはピボット テーブルの左側に表示されます。複数のフィールドを追加すると、階層が作成されます。階層は、[Row (行)] ボックスでフィールドが表示されている順序をベースとします。
- 値: 値フィールドはピボット テーブルの行と列の交点に配置され、合計、平均、または個数を表示させることができます。
ステップ 3: 対象先
このステップでは、新しいピボット シート名を指定し、Smartsheet 内の対象先を指定します。
- [Sheet name (シート名)] ボックスで、対象シート名を入力します。
- [Select destination folder or workspace (対象フォルダーまたはワークスペースの選択)] で、新しいピボット テーブルの保存先を選択します。
- [Next (次へ)] > [Create (作成)] の順に選択し、Pivot アプリでピボットの指示を設定します。
[Execution Frequency (実行頻度)] (ピボットの更新頻度) を設定済みの場合、スケジュールされた次回の実行時に、システムによってピボット テーブルが構築されます。ピボット テーブルをすぐにプレビューして作成するには、ピボット テーブルを構築し、Smartsheet でピボット テーブル用のシートを作成します。
Smartsheet でピボット テーブルをプレビュー、作成、編集。
ピボット テーブルのプレビューと作成
ピボット テーブルをプレビューしてすぐに作成する場合は、次の手順を実行します。
- 作業したいピボットを選択します名前。
- ウィザードの手順に従います。
ウィザードに入ったら
- [Preview (プレビュー)] を選択して、ピボットの詳細を確認します。
ここからステップ2ウィザードの終了と、 Smartsheetで作成しているピボットのプレビューが表示されます。
- ピボットの結果を確認します。気に入った場合は、[確定] を選択します。
変更するには、キャンセルそしてギヤピボットを編集するためのアイコン。
- Pivot アプリがピボット シートを作成し、そのピボット シートを「ピボット シートの作成」(ステップ 3: 対象先) で指定した場所に Smartsheet を配置します。
- [Close (終了)] を選択します。
これで、ピボットシートが作成されました。これはSmartsheetで見つけることができます。
Smartsheet でピボット テーブル シートを見つける
- Smartsheet を開きます。
- 名前でシートを検索するか、ピボット シートの設定時にステップ 3:
新しいシートを表示するには、ブラウザーを最新の情報に更新する必要があります。
ピボット シートの整理と書式設定
最初は、ピボット テーブルの書式は設定されていません。行はアルファベット順に表示されます。 列名を変更したり、Smartsheet の書式設定ツールを使ってピボット テーブルの外観を変更したりできます。
書式設定と新しい列名は、データが変更されたり、表に新しい行が追加されたり、ピボット テーブルの自動更新が設定されていても維持されます。
ピボット シートの編集
- 選択してくださいギヤアイコンをクリックしてピボットシートを編集し、変更を加えます。
- 希望する変更を適用します。
ピボット シートの所有権の移行
ピボットシートを作成すると、基になるシートのすべての管理者が自動的にピボットの管理者になります。基になるシートに対する管理者権限を失った場合、ピボットへの管理者アクセスも失われます。
共有リンクを使用して、他の管理者にピボット設定へのアクセス権を付与できます。
ピボットシートの管理者は誰でも、設定を変更したり、ピボットを共有、公開、または削除したりできます。
リスト ビューでピボットを表示するには、その作成者である必要があります。他のすべての管理者にはピボット URL が必要です。