DataTable には、何百万行ものデータを保存できます。また、Data Shuttle を使って DataTable と外部システムを統合したり、そのデータのサブセットをシートに同期させたりすることができます。
DataTable の使用を開始する
DataTable by Smartsheet を使用すると、Smartsheet の機能を活用して、大規模なデータ ストアや独自のカスタム ビュー、適用された数式、ワークフローなどを使ってデータを操作できます。さらに、データの一貫性を常に確保しながら、最新の状態に保つことができます。
DataTable はプレミアム機能です。プランと価格の詳細は、当社のセールス チームにお問い合わせください。
DataTable にアクセスする
DataTable を使用するには、管理センターで Smartsheet アカウント管理者に DataTable の役割を付与してもらう必要があります。また、DataTable とシートを接続するには、シートの管理者または所有者である必要があります。
左側のナビゲーション バーで [Browse (参照)] を選択してから、[DataTable] を選択します。
前提条件
DataTable を使用するための前提条件は以下のとおりです。
- DataTable が接続されたシートにおいて所有者または管理者の権限がある
- Smartsheet システム管理者がユーザー管理で DataTable の権限を有効にしている
DataTable の使用を開始する
DataTable はゼロから作成できますが、最も簡単なのは、Data Shuttle を使ってデータをアップロードして作成する方法です。
Data Shuttle ワークフローを DataTable に接続して、その他のデータを DataTable にインポートします。
DataTable のヒントとベスト プラクティス
DataTable を使用するときは、次のヒントに留意してください。
- データセットには、200 万行を超えるデータと 200 フィールド/列を超えるデータを含めることができません。
- データに対してルックアップと更新を実行する場合や新しい行に統合する場合、そのデータには、データ ポイントごとに一意の識別子を持つ列を含める必要があります。
- データの一貫性は、その一意の識別子によって確保されます。
- DataTable に複数のワークフローを作成する場合は、空のフィールドや行の重複が発生しないように、一意の識別子に対して、各ワークフローで同じフィールドを使用します。
- 最大 1,000 シートまで DataTable に接続できます。
- Data Shuttle を使って DataTable をシートに接続している場合も、Smartsheet の制限が適用されます。
- データは、元のソースから DataTable に向かって流れる必要があります。DataTable を使用して、シートからデータを同期することはできません。必要に応じて Data Shuttle を使用し、シートの変更を元のソースにオフロードしてください。
- 接続 ID は、サポートが必要な場合に役に立ちます。ID を見つけるには、[Connection Summary (接続サマリー)] 画面に移動し、DataTable とシート名の間にある矢印アイコンを選択します。
- DataTable への Data Shuttle ワークフローには、シートに直接入力する場合とは異なるオプションがあります。Data Shuttle ワークフローの制限を以下に示します。
- シートに対して添付ファイル/リンクで実行するワークフローをスケジュールできません
- 高度な日付形式のオプションを追加できません
- すべてのデータを新しいインポート ファイルに置き換えることができません
- フィルター条件に一致しない行を削除できません