ユーザー サブスクリプション モデルは、Smartsheet でのユーザー アクセスと請求を管理する新しい方法です。事前にライセンスを割り当てずにユーザーがすぐに共同作業を開始できるため、実際の使用状況に基づいて継続的なアクセスに対する支払いを決定することができます。
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このモデルを使用すると、次のことが容易になります。
- 遅延なく共同作業を実現する
- オンボーディング時の摩擦を軽減する
- アクティブ ユーザーに対してのみ支払う
この記事では、ユーザー サブスクリプション モデルの概要を説明します。
システム管理者は、新しいシステムでのユーザー アクセスの管理と使用状況の調整を担当するため、このモデルを理解することが特に重要です。
旧共同作業者モデルをご使用中の方は、「ユーザー サブスクリプション モデルへのプラン移行準備を行う」にて変更内容と準備方法をご覧ください。
ユーザー サブスクリプション モデルとは
このモデルでは以下が可能です。
- 特定の Smartsheet アイテムを共有されている状態で適格なアクションを実行した場合、そのユーザーを暫定的にプランに追加することができます。
- 無料の暫定メンバーには、少なくとも 30 日間のフル アクセス権限が付与されます。
- 定期的にスケジュールされている調整期間中に有料メンバーにするかどうかを決定します。
共同作業者を招待する際、承認ステップは必要ありません。そのユーザーには直ちに一時的なアクセス権が付与され、後でシステム管理者が有料メンバーとしてプランに残すかを決定します。
閲覧者またはゲストの権限でアイテムを共有されているユーザーは、無料ユーザーとしてプランに追加され、調整中に確認やアクションを行う必要はありません。
ユーザー サブスクリプション モデルの重要な用語
ここでは、モデルをよりよく理解するのに役立つ主要なコンセプトと用語を紹介します。
- メンバー:Smartsheet にフル アクセスできる有料ユーザー
- 暫定メンバー:付与された共有権限とそのユーザーが実行した適格なアクションに基づいて、一時的にアクセス権を付与されたユーザー
- 調整:システム管理者が、どの暫定メンバーを有料メンバーにするかを決定するレビュー期間
- True-up (トゥルーアップ):調整期間終了時に、メンバーとなったユーザーに対して実施される最終的な請求ステップ
- コア アイテム:シート、レポート、ダッシュボード、またはワークスペース。WorkApps、フォーム、Dynamic View などのコア アイテム以外のアイテムを共有しても、暫定メンバーシップはトリガーされません。アイテム タイプのリストについては、「暫定アクセスを理解する」をご覧ください。
- 内部ユーザー: Smartsheet プランに関連付けられたドメインに属するメール アドレスを持っている
- 外部ユーザー: Smartsheet プランに関連付けられていないドメインに属するメール アドレスを持っている
ISP ドメイン (gmail.com など) は内部ユーザーとしてカウントされます。