適用対象

Smartsheet
  • Enterprise
  • Business
Resource Management

機能

この機能を使用できるユーザー

リソース管理者、ポートフォリオ編集者、ユーザー スケジューラーは Resource Management で割り当てを更新できます。所有者、管理者、およびシート編集者は、Smartsheet で割り当てを更新できます。 

Resource Management の割り当てを Smartsheet と同期する

Resource Management で割り当てを直接変更すると、Smartsheet の関連するシート行が自動的に更新されます。また、Smartsheet で行われた特定の変更は、Resource Management に自動的に同期されます。

ご利用可能なユーザー

プラン:

  • Smartsheet
  • Enterprise
  • Business
  • Resource Management

権限:

リソース管理者、ポートフォリオ編集者、ユーザー スケジューラーは Resource Management で割り当てを更新できます。所有者、管理者、およびシート編集者は、Smartsheet で割り当てを更新できます。 

この機能が Smartsheet リージョンまたは Smartsheet Gov に含まれているかどうかを確認してください。

この記事は、Resource Management と Smartsheet の両方のアカウントを持っているユーザーにのみ適用されます。 

まずはじめに

組織の Resource Management パネルとアカウント レベルの接続が設定されていることを確認します。

2021 年 3 月より前に接続されたプロジェクトで割り当ての同期を有効にするには:

  1. シートで Resource Management パネルを開きます。
  2. パネル上部のプロジェクト名をメモしておきます。
  3. パネル上部の三点リーダー メニューを選択し、[Resource Management プロジェクトの接続を切断] を選択します。
  4. 次の接続画面で、[既存の Resource Management プロジェクト] を選択します。
  5. それまで接続されていた Resource Management プロジェクトを検索し、該当するプロジェクトを選択します。
  6. [プロジェクトの接続] を選択します。これで、シートは Resource Management と同期されます。

Resource Management の割り当てを更新する

割り当ての変更を Resource Management で直接行い、それらの変更を接続されたシートに自動的に適用できます。Resource Management で行った作業アイテムの説明、担当者、日付、割り当てに対する変更を Smartsheet に同期できます。これらの変更は自動的に行われるため、追加のステップや確認は必要ありません。

Resource Management で編集権限を持つユーザーであれば誰でも、これらの変更を行うことができます。Resource Management ユーザーなら、接続されたシートへのアクセスは必要ありません。変更は、Resource Management 同期サービスによる変更として、シートのアクティビティ ログに表示されます。

 

フェーズベースの割り当てはまだサポートされていないため、同期が不可能なシナリオは数多く存在します。詳細については、下のサポートされているアクションとサポートされていないアクションの表を参照してください。

 

Smartsheet で割り当てを更新する

変更を加え、シートを保存します。更新内容を確認するには、ブラウザーを最新の情報に更新する必要があります。 

割り当ての同期の仕組み

割り当ての同期は、Resource Management パネルを通じて Resource Management に接続されているシートにのみ適用されます。Resource Management で変更された割り当ては、処理され (許可されている場合は) 接続されたシートに適用されます。 

 

変更履歴を確認する場合アクティビティ ログを使用します。 

 

ワークフローの例を次に示します。

  1. Smartsheet でプロジェクト シートを作成します。
  2. Resource Management パネルを使用して、プロジェクト シートを Resource Management のリソース計画に接続します。
  3. プロジェクト シートにプレースホルダーの割り当てを作成します。
  4. シートを保存します。プレースホルダーの割り当てが、 Resource Management に同期されます。
  5. Resource Management で、プレースホルダーから特定のチーム メンバーに作業を再割り当てします。シートでは、担当者フィールドが割り当てられたチーム メンバーに自動的に更新されます。

シートで変更が許可されていない場合 (親行の割り当ての日付の編集など) には、変更は適用されません。その場合、Resource Management の新しい割り当ての日付と一致するように、シートで子行の日付を更新する必要があります。

この表は、Resource Management で行われた変更が Smartsheet でどのように表示されるかをまとめたものです。

Resource Management で行った変更Smartsheet に表示される結果
あるユーザーまたはプレースホルダーから別のユーザーまたはプレースホルダーに再割り当てするシートの担当者の値が更新される
割り当ての値またはタイプの変更割り当てが相当する割合 (%) に換算され (Resource Management で他の割り当てタイプを使用している場合)、シートが更新される
日付の変更シートの日付が更新される
作業アイテムの説明の更新 (追加、変更、または削除)プライマリ フィールドのテキストが更新される
複数割り当て行の再割り当て行内の再割り当てされたユーザーが更新され、その他のフィールドはいずれも影響を受けない。
複数割り当て行の割り当て変更行の割り当てが更新され、その行に割り当てられたすべてのユーザーに適用される*。
複数割り当て行の日付変更行の日付が更新され、その行に割り当てられたすべてのユーザーに適用される*。
複数割り当て行の作業アイテムの説明の更新プライマリ フィールドのテキストが更新され、その行に割り当てられたすべてのユーザーに適用される*。
新しい割り当ての作成割り当ての詳細を含む新しい行がシートの一番下に追加される。
割り当ての削除担当者は行から削除されるが、行と関連する詳細はシートに残る。

割り当ての分割


 

分割された割り当ての一方は、シート内の関連する行の終了日が更新される。

分割された割り当てのもう一方は、シートの一番下に新しい行として作成される。

割り当ての繰り返し繰り返しの割り当てがシートの一番下に新しい行として作成される。
重複する割り当ての削除Resource Management で削除された割り当ては、シートの関連する行から担当者が削除される。
ロックされた行、列、または数式を含むシートの割り当ての値の編集シート管理者が編集可能なセル値がシート内で更新される。セルに入力した数式が消去される場合がある。

サポートされていないアクション

Resource Management で行った変更が、接続されたシートに表示されないことがあります。理由として、フィールド、プロジェクト階層、または依存関係がロックされていることが挙げられます。

同期の問題が発生した場合のアラートはありません (同期エラーの警告を参照してください)。この表は、Resource Management で変更を行っても関連するシートが更新されない一般的な状況を示しています。

Resource Management で行った変更Smartsheet での同期の問題
親行に割り当てられたユーザーの日付の編集Smartsheet の親行の日付が編集できない。
親行に割り当てられたユーザーの割り当ての編集Smartsheet の親行の割り当てが編集できない。
依存行に割り当てられたユーザーの開始日の編集先行タスクを含む行の開始日が編集できない。
Smartsheet に存在しない、または Smartsheet アカウントで管理されていないユーザーへの作業アイテムの再割り当てResource Management ではユーザーのメール アドレスでシートが更新されるものの、このユーザーは Resource Management パネルでは認識されない。
複数割り当ての割り当てをユーザーからプレースホルダーに再割り当てするSmartsheet の行では、特定されたユーザーとプレースホルダーの組み合わせがサポートされていないため、更新は失敗し、シートでは既存のユーザーが割り当てられたままとなる。
シートで列の数式を使用して割り当てを計算する場合の、割り当ての割り当ての編集列の数式を含むセルが編集できない。
フェーズ レベルの割り当ての作成またはフェーズへの割り当てのコピー

Resource Management パネルの統合では、現在フェーズはサポートされていません。

新しく作成された割り当てはパネルに表示されず、シートにも追加されない。

Resource Management で割り当てから担当者を削除し、未割り当てとなった作業アイテムを残す

ユーザーが Smartsheet の行から削除され、該当する作業アイテムの Resource Management と Smartsheet 間の関連付けが削除される。

それ以降の割り当ての変更では、別個の割り当てとして扱われる。

作業アイテムのステータスの変更作業アイテムのステータスは、現在シートのデータと同期されていません。
メモまたはサブタスクの変更メモとサブタスクは、現在シートのデータと同期されていません。
割り当ての時間の追跡時間はプロジェクト、フェーズ、カテゴリ単位で追跡できますが、タスクごとの時間の追跡は現在サポートされていません。
カスタム情報の追加パネルを介して同期されるフィールドは、担当者、割り当て、日付とその行のプライマリ フィールドです。現在、その他のカスタム情報を追加する方法はありません。
フェーズ別にリソースの割り当てを管理するResource Management フェーズは、Smartsheet では現在サポートされていません。