列の数式を使用して、シート全体で計算を実行します
列の数式を使用して、同じ計算式をシートのすべての行に適用できます。列の数式は、シート内の任意の場所に追加された新しい行にも自動的に適用されます。たとえば、以下のことが可能です。
- プロジェクトのすべてのタスクについて、完了予定日と実際の完了日の日数差異を追跡する。
- INDEX 関数を設定して、割り当て済みリソースに関する情報 (役職、部門/部署、管理者など) を自動的に入力する。
- 見積りリクエスト フォームで送信された情報に基づき、見積りリクエストの合計を自動計算する。
列の数式を作成および編集する
列の数式を作成するには、以下の手順に従います。
数式を作成する列の任意のセルに、使用する数式を入力します。
列の数式では、絶対参照、特定のセルの参照、一部の列範囲など、行番号が指定されたセルや範囲を参照することはできません。代わりに、@行、列参照、シート間参照を使用します。
- 数式を入力したらセルを右クリックして、コンテキスト メニューから [列の数式に変換] を選択します。
数式は、指定した列のすべてのセルに適用され、シートに追加した新しい行にも自動的に入力されます。
列の任意のセルを右クリックして [列の数式を編集] または [セルの数式に変換] を選択すると、列の数式を変更または削除できます。
Smartsheet の関数の完全なリストについては、「関数リスト」を参照してください。
列の数式の制限
特定の行番号を参照しない数式のみ、列の数式に変換できます。列の数式を入力する際は、ガイドとして以下の表を使用してください。
参照タイプ | 例 | サポートされているか? |
---|---|---|
参照タイプ @行 | 例 [タスク名]@行 | サポートされているか? Included |
参照タイプ 列参照 | 例 [タスク名]:[タスク名] | サポートされているか? Included |
参照タイプ シート間参照 | 例 {タスク名列} | サポートされているか? Included |
参照タイプ セル参照 | 例 [タスク名]1 | サポートされているか? X |
参照タイプ 絶対参照 | 例 [タスク名]$1 | サポートされているか? X |
参照タイプ 一部の列範囲 | 例 [タスク名]1:[タスク名]12 | サポートされているか? X |