適用対象
機能
この機能を使用できるユーザー
リソース管理者は、請求レートを設定できます。
請求レートを設定する
請求レートを使用して、かかった金額と将来のスケジュールされた時間を追跡します。プロジェクト設定内の請求レートによりプロジェクトの値が計算されます。
[アカウント設定] で、役割と分野を作成します。次に、新しいプロジェクトが作成される都度使用される請求レート マトリクスをセットアップします。請求レートは、プロジェクトの作成時に設定されます。請求レートの変更は、プロジェクト レベルで行う必要があります。
誰かをプロジェクトに割り当てると、Resource Management により、請求レート マトリクスに従ってそのユーザーの請求レートが設定されます。設定したルールに応じて、請求レートは、プロジェクト設定、そのユーザーのプロファイル設定、または該当する役割や分野のレートから取得されます。
既定の請求レート マトリクスを作成する
既定の請求レートは、組織内のすべてのユーザーに適用されます。特定の役割または分野のための例外を追加することも可能です。請求レートが設定されていない役割や分野については、既定のレートが使用されます。
既定 | 役割 1 | 役割 2 | |
---|---|---|---|
既定 | 請求レート | ||
分野 1 | |||
分野 2 |
役割と分野の請求レートを定義するには、2 つの要素が交差するフィールドに請求レートを入力します。分野と役割がユーザーに割り当てられると、対応する請求レートが自動的に適用されます。
既定 | 役割 1 | 役割 2 | |
---|---|---|---|
既定 | |||
分野 1 | 請求レート | ||
分野 2 |
分野全体または役割のグループで同じレートを使用する場合は、1 つの行または列のみを作成することで指定できます。
既定 | 役割 1 | 役割 2 | |
---|---|---|---|
既定 | |||
請求レート マトリクスに設定されたレートは、個人のプロファイルに指定されたレートで上書きできます。
請求レートの変更を管理する
ユーザーの役割や請求レートが変わった場合は、その人のプロファイル設定を変更します。変更されたレートは、すべての新しいプロジェクトに適用されますが、既存のプロジェクトはそのままです。
既存のプロジェクトの請求レートを変更するには、[プロジェクト設定] で請求レートを変更します。プロジェクト全体または特定のフェーズに対して、上昇したレートを適用できます。
たとえば、ジョーの請求レートが 1 時間につき 75 ドルから 100 ドルに上昇したとします。ジョーが現在割り当てられているプロジェクトで、レートを 1 時間につき 100 ドルに変更すると、そのプロジェクトのすべての時間に新しいレートが適用されます。この新しい 100 ドルのレートを 2 月以降のフェーズにのみ追加して、プロジェクトの最初の方は 1 時間につき 75 ドル、2 月以降は 1 時間につき 100 ドルに設定することも可能です。
請求レートは通常契約に関連付けられているため、誰かが昇進しても、既存のプロジェクトのレートは自動的には更新されません。Resource Management では、プロジェクトの残りの期間も古いレートで請求するものと想定されます。