カード ビューを使用して、タスク、作業アイテム、またはアイデアを活用しやすいように整理します。
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カード ビューでできることは、シートにおける共有権限レベルによって異なります。カード ビューで実行できる個々のアクションの詳細は、こちらの表をご確認ください。
ボード ビューはカード ビューの機能を強化したものです。まったく新しい外観と操作性を備え、また主要な新機能が追加されたことで、ボードでの作業がこれまで以上に迅速かつ簡単になり、共同作業もより円滑に進めることができます。ボード ビューを使用したプロジェクトの可視化に関する詳細をご確認ください。
カード ビューは複数のプロジェクト管理手法 (アジャイルなど) に適応させることができ、スクラムやかんばんと同様に機能します。
カード ビューは、ドロップダウン リスト列 (単一選択) か連絡先リスト列が少なくとも 1 つ含まれているシートで使用できます。
カード ビューで作業する
- ツールバーでビュー リストを選択します。
- [カード ビュー] を選択します。
- オプション: ツールバーの右エリアで、次のいずれかを選択します。
- コンパクト表示 - カードのタイトルのみを表示します。
- フル表示 - 選択したフィールドを各カードに表示します。
カード ビューでは、レーン、カード、およびフィールドを使って作業します。
- レーン: グリッド ビューの列に対して指定された値がレーンになります。レーンはカード ビュー ウィンドウの上部に表示されます。カード ビューでは最大 64 レーンを表示できます。
- カード: レーン内に表示されるタスクまたは作業アイテム。グリッド ビューでは、各カードは個別の行として表示されます。
- フィールド: カードに表示されるアイテム。値に関連付けられているフィールド名を表示するには、カード内のその値にカーソルを合わせます。
カード ビュー レーンで作業する
レーンは、グリッド ビューのドロップダウン、連絡先リスト、または記号列の値に相当します。カード ビューに切り替えると、列の値がカード ビュー レーンの見出しになります。
カード ビューに表示する内容は変更できるため、お好みの方法でカードを整理できます。ただし、以下の列タイプをカード ビューのレーンとして表示することはできません。
- ドロップダウン リスト (複数選択)
- 複数の連絡先を格納できる連絡先リスト列
レーンを編集する
- ツールバーで、[表示方法] リストを選択します。このリストには、グリッド ビューのドロップダウン列の選択肢が表示されます。
- 切り替えたいグループ化を選択します。
たとえば、タスク所有者別にレーンを整理するには、[表示方法: 割り当て先] を選択します。
[表示方法] 設定は自分だけの設定です。異なる [表示方法] を選択しても、同じシートを閲覧している他のユーザーには影響しません。シートにアクセスできるユーザーであれば誰でも独自の [表示方法] 設定を選択できます。
未分類レーンのカードを修正する
以下のいずれかの操作が検出されると、カードは未分類レーンの下に配置されます。
| 操作 | 解決方法 |
|---|---|
| フィールド エントリがないカードのレーンを切り替えた | それらのカードを適切なレーンにドラッグします。また、並べ替えても意味がないカードの場合は [未分類] レーンに残します。 |
| レーン数が表示の上限である 64 エントリを超えている | |
| シートの連絡先列で、既存の値を編集して別の連絡先に変更した |
|
レーンの表示/非表示を切り替える
- カード ビューでレーンを折りたたんだり展開したりして、選択したカード グループのみを表示させることができます。非表示にするレーンの見出しで、[レーンの折りたたみ] アイコンを選択します。
折りたたんだレーンを展開するには、展開するレーンでレーンの展開アイコンを選択します。

レーンの順序を変更する
希望する順序になるようレーンをドラッグします。レーンをドラッグすると、そのレーンに関連付けられているドロップダウン列の値の順序も変更されます。
レーンの編集または順序変更を行うには、シートの所有者もしくは管理者の権限が必要です。適切な権限がない場合、レーンをドラッグすることはできません。
レーンを追加する
- 右端のレーンで、[レーンの追加] を選択します。
- レーンの名前を入力します。
- Enter を押すか、画面の任意の部分を選択します。
[表示方法] の設定に応じて、新しいレーンの名前をドロップダウン列または連絡先リスト列に追加できます。
- ドロップダウン列: ドロップダウン列で表示しているときにレーンを追加すると、新しいレーンの名前がドロップダウン リストに値として追加されます。
- たとえば、[表示方法] が「ステータス」に設定されているときにレーンを追加すると、グリッド ビューとガント ビューの [ステータス] 列のドロップダウン リストに新しいレーンの名前が項目として追加されます。
- 連絡先リスト列: 表示方法が連絡先列 (たとえば「割り当て先」) のときにレーンを追加する場合は、連絡先の名前を新しいレーンの名前として入力します。連絡先名を入力すると、ドロップダウン リストが表示されます。ここで、連絡先リスト列に追加するユーザーを選択できます。
レーンの名前を変更する
- レーン名をダブルクリックします。
- 新しい名前を入力します。
- Enter を押します。
記号レーンについては、名前の変更も順序の変更もできません。
連絡先レーンを結合する
[表示方法] で連絡先リスト列を選択する際には、あるユーザーに割り当てようとしているカードを含む複数のレーンを選択することができます。たとえば、複数のレーンに Sally Smart という名前をつけたり (Sally が複数のメール アドレスを使ってカードを割り当てられる場合)、あるレーンに Sally、別のレーンに Sally Smart という名前をつけたりすることが可能です。複数のレーンができるのは、1 つの連絡先について、名前とメール アドレスの両方が一致する必要があるためです。一致しない場合は、それぞれ別のユーザーのレーンとして扱われます。
レーンを結合して連絡先を一致させるには、以下の手順に従います。
- 別のレーンと結合するレーンの名前を変更します。
- ダイアログが表示されたら、[結合] を選択してレーンを結合します。
- レーンの名前の変更を元に戻して、それぞれのレーンを現状のまま保持する場合は、[キャンセル] を選択します。
リソースの割り当て超過を表示する
リソース管理を有効にしている場合は、リソースの割り当て超過が表示されます。
カードを別の担当者に割り当て直すには、以下の手順に従います。
- カード ビューで表示方法を連絡先リスト列にします。
- 超過分のカードをドラッグして別のレーンに移動します。
割り当て超過リソースには、カード左下に赤いシルエットのアイコンが表示されます。
記号レーンでタスクのステータスを視覚化する
レーンを記号で表示するとより見やすくなり、希望するカテゴリにカードをすばやく移動できます。たとえば、カードを [赤] レーンから [黄] レーンに移動してタスクのステータスを変更することも可能です。
レーンを記号で表示する際は、次のことに留意してください。
- 記号の右にテキスト ラベルが表示されます。
- レーンではフラグや星は表示されません。
- 記号レーンの順序は、グリッド ビューの記号列オプションの順序によって決まります。グリッド ビューで記号リストの最初のオプションが [赤] になっている場合、カード ビューでは [赤] レーンが一番左に表示されます。
カードを移動する
カードを移動するには、レーン内またはレーン間でドラッグ アンド ドロップします。
レーン内でカードを上下に移動しても、内容に影響はありません。 それに対して、カードをあるレーンから別のレーンに移動すると、フィールドの値はカードの移動先のレーンの値を反映したものに更新されます。
たとえば、「顧客サマリー」という名前のレーンから「販売保留中」という名前のレーンにカード移動すると、[状態] フィールドの値が「顧客サマリー」から「販売保留中」に変更されます。編集のためにカードを開いたり、グリッド ビューに切り替えたりすると、そのように変更されたことがわかります。
サブタスクでカードを整理する
タスク間の関係を定義し、親タスクを使ってサブタスクを整理します。サブタスクは、グリッド ビューとカード ビューの両方で追加できます。
- グリッド ビュー: 親行の下の行がインデントされ、階層が形成されます。
- カード ビュー: 別のカードに直接サブタスクを追加します。
- サブタスクを追加するカードの上にマウス カーソルを合わせます。
- メニュー展開アイコンをクリックし、[サブタスクの追加] を選択します。 [メニュー] > [サブタスクの追加] の順に選択してサブタスクを追加することもできます。
- タスクを入力します。
この方法で作成されたサブタスクは、グリッド ビューではタスクの子行として表示されます。
レベルでサブタスクをフィルターする
Smartsheet 画面上部のレベルを使用すると、サブタスクのカードと他のカードとの関係性を簡単に表示できます。
新しいシートに適用される既定のフィルターは [すべてのレベル] です。
カード ビューから公開する
シートの所有者または管理者権限を持つユーザーは Smartsheet の公開機能を使用し、独自の URL を使ってシートを他のユーザーと共有できます。
以下の手順に従って、公開したシートの既定のビューをカード ビューに指定します。
- 機能バーで [公開]
を選択します。 - 共有用のリンクを作成するには、以下のいずれかのスライダーをオンにします。
- 読み取り専用 - 完全
- 誰でも編集可能
- [公開用リンク] フォームを開いてリンクのオプションを指定するには、[リンクの取得] をクリックします。
- [公開用リンク] フォームの [既定のビュー] リストで、[カード] を選択します。
カード ビューから印刷できるのは個々のカードのみです。
カード ビューを最大限に活用するためのヒント
カード ビューをより効率的に使用する方法をご紹介します。
キーボード ショートカットを使用してすばやく作業する
| ショートカット | 説明 |
|---|---|
| 方向キー | カードを選択 |
| スペース キー | カードを展開/折りたたみ |
| Enter キー | [行の編集 (Edit Row)] フォームを開く |
| Shift + Enter キー | カードを追加 (タイトルを入力し、もう一度 Enter キーを押してカードを追加)。 このキーボード ショートカットを使用して、カードにサブタスクを追加することもできます。 |
サブタスクのチェックリストを作成する
サブタスクの親カードにチェックリストを作成すると、「完了済み」や「未完了」のマークを付けられます。完了済みのサブタスクの割合は、親カードの一番下に表示されます。
サブタスクで、チェックボックスの追加をオンにするか、チェックボックス列を指定するには、以下の手順に従います。
- ツールバーの右側にある [設定]
を選択します。
- [サブタスク チェックリスト フィールド] リストで、既存のチェックボックス列をサブタスク チェックリスト フィールドに指定します。
既存のチェックボックス列が存在しない場合は、以下の手順を行います。
- [フィールドの追加] を選択します。
- 新しいチェックボックス列の名前を入力します。
- [チェックボックス] を選択します。
- [OK] を選択します。
- [サブタスク チェックリスト フィールド] で、先ほど追加したフィールドを選択します。