シート内の値の検索と置換

検索/置換を使用すると、シート内の特定の値を検索したり、それらの値を 1 つずつまたはまとめて置換したりすることができます。

検索/置換を使用するには、作業するシートを開き、Ctrl + F (Windows) または Cmd + F (Mac) を押して [検索/置換] ウィンドウを開きます。

シートの一部のみを検索する場合は、検索/置換のキーボード ショートカットを使う前に対象の列、行、またはセルを選択します。 シート全体を対象に検索/置換機能を使用する場合は、ウィンドウを開く前に 1 つのセルのみを選択中 (または 1 つも選択していない状態) であることを確認します。

値を探すには:

1. 検索する値を [検索する文字列] フィールドに入力します。
2. [次へ] または [前へ] をクリックして、その値の次または前のインスタンスに移動します。

値を置換えるには:

1. 置換える値を [検索する文字列] フィールドに入力します。
2. 置換後の値を [置換後の文字列] フィールドに入力します。
3. 以下のいずれかを実行します。
   
   [次へ] または [前へ] をクリックしてから [置換] をクリックすると、一度に 1 つずつ値が置換わります。
   
   -または-
   
   [すべて置換] をクリックすると、シートまたは選択範囲の値がすべて [置換後の文字列] の値に置換えられます。

Smartsheet が置換えた値の数は、[検索する文字列] の下に表示されます。

検索/置換動作の例外

シートの非表示の列またはフィルター処理された行に、一致する値が含まれている場合、それらは置換されません。 この場合、一致する値が非表示の行に存在することを示すメッセージが表示されます。 それらの値を置換えるには、その列を再表示するか、フィルターを削除して行を再表示させる必要があります。

フィルターの使用については、「フィルターの基本」を参照してください。

編集権限のあるセルであれば、以下の場合を除き、値を置換することができます。

• 数式を含むセル
• ブール型の値 (チェックボックス、星、フラグ) を使用する「記号」列のセル
• 依存関係が有効なプロジェクト シートの終了日の列にあるセル
• 先行タスクによって影響を受けている場合、依存関係が有効なプロジェクト シートの開始日の列にあるセル
• ハイパーリンクおよびインバウンド セル リンクを含むセル。

依存関係の詳細については、「依存関係の有効化および先行タスクの使用」を参照してください。

検索と置換のヒントとベスト プラクティス

「連絡先リスト」列の値を検索/置換することで、タスクを別のユーザーに簡単に再割り当てすることができます。 ここで検索される値は、[検索する文字列] フィールドに入力した名前またはメール アドレスと一致するものになります。 たとえば、sally.smart@smartsheet.com を検索すると、メール アドレス sally.smart@smartsheet.com に関連付けられている「連絡先リスト」列の名前がすべて検出されます。

「記号」列のほとんどの値も、検索を使用して置き換えることができます (例外は、チェックボックス、星、またはフラグの値です)。 「記号」列にある任意のセルにてドロップダウン矢印をクリックすると、各記号に関連付けられている文字列が表示されます。 たとえば、黄色の値を検索して緑に置換する (大文字/小文字の一致を含む) と、ステータスの黄色のライトをすべて緑に変更できます。

Smartsheet の列タイプに関する詳細は、「データに最適な列タイプを使用する」をご覧ください。