適用対象
- Business
- Enterprise
機能
この機能を使用できるユーザー
- 編集者
- 管理者
- 所有者
Smartsheet for Tableau の統合機能で貴重なインサイトを獲得
Smartsheet のデータを Tableau にインポートし、ビジネスに不可欠なその他のシステムのデータを統合して、貴重な分析データとインサイトをチームの全員に提供できます。IT チームによるその他のソフトウェアのインストールや維持を必要としない、Tableau のウェブ データ コネクタ (WDC) テクノロジーを用いた統合機能です。
ご利用可能なユーザー
プラン:
- Business
- Enterprise
Smartsheet for Tableau では、以下を実行できます。
- Smartsheet の複数のシートまたはレポートのデータを抽出データとして 1 つの Tableau レポートに取り込む
- 複数のシートやその他のソリューションにわたる複雑な結合 (JOIN) を作成して Tableau ダッシュボードに取り込む
- Smartsheet のデータが含まれている Tableau レポートを Tableau サーバーまたは Tableau Online でパブリッシュする
開始する: 統合要件の確認
ビジネス プランまたはエンタープライズ プランの所有者、管理者、または編集者である Smartsheet ユーザーは、この統合機能を利用できます。次の要件を満たしていることを確認してください。
- 有効な Tableau ライセンスを持っている
- Tableau Desktop (バージョン 10.4 以上) をインストールしている。データを Tableau Online または Tableau Server でホスト可能である
適切な Mac OS または Windows OS で統合機能を使用する
お使いのデバイスの仕様が適切かどうかわからない場合は、次の技術要件を満たしていることを確認してください。Tableau のデバイス要件をご確認ください。
- Smartsheet と Tableau を接続している
Smartsheet と Tableau の接続
- Smartsheet の資格情報を使用してログインします。
- 「Allow Access (アクセス許可)」のメッセージが表示された場合は、[Allow (許可)] を選択して、統合が Smartsheet アイテムにアクセスできるようにします。
- Smartsheet アカウントから既存のシートまたレポートを選択します。
- Tableau に表示される Smartsheet の文字列/数値列の表示方法を管理するには、お使いの [data retrieval mode (データ検索モード)] を選択します。
- Always return text (常に文字列を返す): すべての列が文字列としてインポートされます。列内の空白のセルは文字列とみなされ、その列は文字列としてインポートされます。この場合は Use majority rule (多数派ルールの使用) オプションの使用を検討してください。
- Use majority rule (多数派ルールを使用): 列入力の半数以上が数値の場合にのみ数値の結果を返します。数値以外の入力はすべて破棄されます。
- Use entirety rule (全体ルールを使用): 列入力の 100% が数値の場合にのみ、数値の結果を返します。それ以外の場合、システムはすべての結果を文字列として返します。
- [OK] を選択して設定を完了し、抽出としてデータを Tableau にインポートします。
- インポートしたデータを読み込んで結果を確認するには、[Update Now (今すぐ更新)] を選択します。
Smartsheet のデータが Tableau に同期されると、Tableau で [Data Sources (データ ソース)] 画面が表示されます。[Data Sources (データ ソース)] 画面では、その他のデータ ソースを追加したり、Tableau でワークシートを作成したりすることができます。
Tableau Server または Tableau Online でデータをパブリッシュする
Tableau でダッシュボードやワークブックを設計すると、別の Tableau ユーザーが閲覧できるようにデータ ソースをパブリッシュできます。
WDC をセーフ リストに追加する
これは Tableau Server でのみ行えます。
Tableau Server で Smartsheet のデータをパブリッシュするには、Tableau Server の管理者がウェブ データ コネクタ (WDC) をセーフ リストに追加する必要があります。
- これにより、https://tableau.smartsheet.com/tableau が Tableau Server に接続されます。
- WDC を Tableau Server のセーフリストに追加する際には、tsm data-access web-data-connectors addコマンドの URL 部分にポート番号 443 を追加します。
パブリッシュ済みのワークブックに資格情報を埋め込む
- Tableau Desktop で、パブリッシュしたいワークブックを開きます。
- [Server (サーバー)] > [Publish Workbook (ワークブックのパブリッシュ)] を選択します。
- 必要に応じてパブリッシュ設定を変更して、[Data Sources (データ ソース)] ペインで [Edit (編集)] を選択します。
[Authentication (認証)] のリストから [Embedded (埋め込み済み)] を選択します。
これにより、この接続の埋め込み済みの資格情報を使って最新の情報に更新できます。
- [Publish (パブリッシュ)] を選択します。
Tableau で Smartsheet データを最新の情報に更新する
Smartsheet をデータ ソースとして接続すると、以下の方法でシートまたはレポートの新しい変更を抽出することができます。
手動でデータを最新の情報に更新
または
最新の情報に更新するスケジュールの設定
Tableau Desktop で手動により最新情報に更新する
Smartsheet からすべての新しい変更を抽出するには、上部ツールバーで [Run Update (更新の実行)] アイコンを選択します。
[Run Update (更新の実行)] アイコンが使用できない場合 (グレー表示の場合) は、[Data (データ)] > [Refresh All Extracts (すべての抽出の更新)] の順に選択して、データ ソースを一度に更新します。
最新情報に更新するスケジュールを設定する
これは Tableau Server でのみ行えます。
Smartsheet for Tableau Extracts に接続されているワークブックをパブリッシュした場合は、カスタム更新スケジュールも作成できます。
パブリッシュ済みのワークブックが 14 日間にわたって更新されていない場合は、もう一度パブリッシュする必要があります。
Tableau のリソース
Tableau の使用方法に関するサード パーティ リソースは以下のとおりです。
- Get started with Tableau Desktop (Tableau Desktop を始める前に): 8 つのステップで基本的な機能や Tableau Desktop について学べる学習チュートリアルです。
- Tableau のトレーニング ビデオ: Tableau が提供する無料動画で、ワークブックの作成や他のユーザーとワークを共有する方法について説明します。
Tableau の使用方法に関して質問がある場合は、Tableau サポートにお問い合わせください。