ステップ バイ ステップの手順に従って、ガント チャートを作成します。
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ガント チャートに依存関係を追加することで、プロジェクト タイムラインと個々のタスク間の関係を効率的に管理できます。 先行タスクの開始日または終了日が変更されると、タイムライン内の依存タスクの日付が自動的に更新され、変更が反映されます。 ベースラインを設定して、計画と実際の日付の差異を追跡することもできます。
ガント ビューを作成して作業する
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ガント ビューは、プロジェクトのスケジュールを視覚化するユーザーフレンドリーな方法であり、次の 2 つの部分に分かれます。
- 左側のグリッド ビューには、プロジェクトのタスクと詳細が表示されます。
- 右側のガント チャートには、タスクとマイルストーンの概要が水平のバーとひし形で表示され、左から右へと時系列順に把握できます。それぞれのバーがタスクの期間を表すため、タスクがどのように並び、また重なっているかを一目で簡単に確認できます。
ガント ビューでは、以下のことも可能です。
- 依存関係を表示し、タスク間の関係を追跡する。
- プロジェクトのクリティカル パスを表示する。
- タスクの完了率 (% 完了) を表示する。
- 階層を使用して、プロジェクトの詳細のサマリー行を作成する。

ガント ビューを追加する
ガント ビューを使用するには、シートまたはレポートに少なくとも 2 つの日付列 (列の数式が適用されていないもの) が必要です。タスクバーの長さによって、これらの日付間の期間が表されます。
ツールバーで [ガント ビュー] を選択すると、ビューが切り替わります。チャートはシートの列の右側に表示されます。また、グリッドの列とガント チャートを分ける区切り線があります。区切り線にカーソルを合わせて右か左にドラッグすると、いずれかのセクションの表示幅を広げることができます。
ガント ビューでは以下が描画されます。
- 開始日と終了日が同じである行の場合は、単一日付のバー。
- 開始日と終了日が異なる行の場合は、複数日付のバー。
- 開始日または終了日のみが指定されている行の場合は、マイルストーンのひし形。
シートで依存関係が有効になっている場合、期間が 0 日の行にはマイルストーンのひし形が描画されます。
ガント ビューを設定する
プロジェクト設定を変更できるのは、シートの所有者と管理者のみです。
シートのプロジェクト設定を変更して、ガント ビューを設定し、依存関係を有効化します。
プロジェクト設定を開くには、ガント ビューの任意の列ヘッダーを右クリックし、[プロジェクト設定の編集] を選択するか、シートの右上にある設定ツールバー ボタンを選択します。
完了率を視覚化する
完了率 (% 完了) を重ねて表示するかどうかを選択できます。プロジェクト設定で [% 完了] の列を設定して、完了率の表示に使用する列を選択します。この列に値を入力すると、% 完了の列に入力した値に応じて、タスクバー内に網掛けされたバーが表示されます。
ガント ビューのタイムスケールを調整する
これにより、ガント ビューのタイムスケールに表示されるメイン ヘッダーとサブ ヘッダーが決定します。ヘッダーを変更するには、ガント チャートの右上にある歯車アイコンを選択し、[プロジェクト設定] ダイアログで [ガント タイムスケール設定] を選択します。
ガント ビューを使用する
ガント ビューのタイムスケールを調整する
ガント ビューには、四半期、月、週、日の 4 つのズーム レベルがあります。[拡大] または [縮小] アイコンを使用して、ビューを調整します。
ガント ビューのタイムスケール表示に対する変更はすべて保存され、エクスポートの際に保持されます。エクスポートされると、これらの変更が表示されます。
ガント ビューからタスクを直接変更する
タスクの日付を変更するには、以下の手順に従います。
- タスクバーの中央部分を選択してドラッグし、タスクを新しい開始日と終了日に移動します。
- バーの始点または終点のみをドラッグし、開始日もしくは終了日 (および結果として生じる期間) を変更します。
タスク バーをカスタマイズする
タスクバーに色を適用することができます。色を追加するには、以下の手順に従います。
- タスクバーを右クリックします。
- [色設定] を選択します。
また、条件付き書式を使用して、タスクバーに自動的に色を適用することもできます。
行の階層
ガント ビューのグリッド部分で行の階層を使用して、行をセクションやフェーズに整理することができます。子行は開始日と終了日に基づいて、ガント チャートに個別のタスク バーとして表示されます。
階層を使用し、シートで依存関係をオンにすると、親行にはその子行のサマリーが反映されます。親行の値は、「期間」列、「% 完了」列、「終了日」列、および「開始日」列で自動計算されるため、手動で編集することはできません。ただし、依存関係がオフの場合は、必要に応じて親行の値を変更できます。
クリティカル パス、サマリー、影響を与えている先行タスク
ガント ビューではクリティカル パスを使用できます。クリティカル パスは、スケジュールを維持して遅延を回避するために期限内に完了させる必要がある一連のタスクの、最長の経路です。クリティカル パスを使用するには、シートのプロジェクト設定で依存関係を有効化します。クリティカル パスを有効化すると、フィルターを作成して、クリティカル パス上にあるタスク、またはパス上にないタスクのみを表示できます。

また、影響を与えている先行タスクの表示を有効化して、タスクの開始日に影響を与えているタスクをすばやく識別することもできます。さらに、サマリー パスをアクティブ化すると、親サマリー タスクの終了日に影響を与えているサブタスクを特定することができます。
ベースラインを使用する
ベースラインを使用すると、プロジェクトのスケジューリングされた時間と、実際の完了を比較することができます。ベースラインを有効化するには、以下の手順に従います。
- 「開始日」と「終了日」の列を追加します。
- ガント ビューに切り替え、ツールバーの [ベースライン] ボタンを選択します。
ステップ バイ ステップの手順に従って、ガント チャートに依存関係を作成します。
これらのステップ バイ ステップの手順に従って、プロジェクト シートで稼働日を設定します。
これらの手順に従って、プロジェクト シートにベースラインを設定します。