フォームを作成して共有することで、アンケートの回答などの情報を集めて整理したり、プロジェクトのリクエストを取り込んだり、製品注文を収集したりするといったことを Smartsheet の内部で実行できます。フォームを作成した後でも、フォーム フィールドを追加、配置、または削除できます。
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新しいフォームを作成する
新しいフォームを作成する前に、フォームを追加するシートを開くか作成します。
Smartsheet でフォームを作成すると、接続されているシートにすべての回答が保存されます。 シートの作成についての詳細をご確認ください。
- 上部のメニュー バーから [フォーム] > [フォームの作成...] を選択します。
- 既定では、フォームのタイトルはシート名に対応していますが、名前をカスタマイズすることができます。
フォームの各フィールドは、それに関連付けられているシートの列名に対応しています。
- フォーム フィールドをフォームに追加、配置、または削除します。これらのフィールドは後で編集することもできます。
- フォーム ビルダーの上部にある [設定] タブを使用して、フォームレベルの設定を調整します。
- 右上の [保存] を選択します。
フォームを見つける
フォームを簡単に見つける方法がいくつかあります。
シートから
- フォームに接続されているシートを開きます。
- 上部のメニューから [フォーム] > [フォームの管理] を選択します。
- 3 点リーダー メニューを選択して、ビルダー モードでフォームを開きます。
これは、アクティブなフォームと非アクティブなフォームの両方を見つけることができる唯一のオプションです。
ワークスペース パネルから
- [ホーム] > [すべてのワークスペース] の順に移動し、フォームが含まれているワークスペースか関連付けられているシートを見つけます。
- 関連付けられているシートの下にフォームが表示されます。
フォームが表示されない場合は、最新の情報に更新するか、シート名の左側にある矢印を選択してオプションを展開してください。ワークスペース パネルには、アクティブなフォームのみが表示されます。
- [編集] を選択してフォーム ビルダーを開きます。
[検索] から
左側のレールにある [検索] アイコンをクリックして、名前でフォームを検索します。
検索結果にシートしか表示されない場合は、[詳細検索の結果] オプションを使用します。名前の横にあるフォームと
Brandfolder Image
シート
Brandfolder Image
のアイコンを参照して、正しいオプションを選択します。
フォームを編集する
フォームはリアル タイムでカスタマイズすることができます。フォームを共有した後でも、任意のタイミングでフィールドの追加、削除、並べ替えを行えます。
フィールドを編集する
フォームを共有した後でも、フォーム フィールドの追加、削除、編集を行えます。
- 編集するフォームを開きます。
- 右上の [編集] ボタンを選択します。
- フォーム ビルダーの [フォーム] タブで、[フィールド] セクションを使用してフィールドを追加または削除します。
留意点
- フォームにフィールドを追加すると、対応する列がシートに作成されます。
- フォームからフィールドを削除しても、シート内の対応する列が削除されたり影響を受けたりすることはありません。
- 列を削除するには、シート内で直接行う必要があります。
既存のすべてのフィールドを追加または削除する
フォーム ビルダーの [フォーム] タブで、[すべて追加]/[すべて削除] オプションを使用します。
フォーム フィールドを追加する
フィールドを追加するには、次の 2 つの方法があります。
ビルダー キャンバス
ビルダー キャンバスを使用して新しいフィールドを追加するには、以下の手順を行います。
- 既存のフィールドにマウス カーソルを合わせて、フィールドの下部にある + 記号を選択します。
- フィールドに名前を付け、タイプを選択します。
- [追加] を選択します。
フォーム上の選択した要素の下に新しいフィールドが表示され、新しい列がシートに追加されます。
フィールド パネル
[フィールド] パネルを使用して新しいフィールドを追加するには、以下の手順を行います。
- [+ 新しいフィールド] を選択します。
- フィールドに名前を付け、タイプを選択します。
- [追加] を選択します。
新しいフィールドが [フィールド] パネルのオプションとして表示され、元のシートの新しい列として追加されます。
留意点
- シート内の既存の列に接続されているフィールドを追加する場合は、[フィールド] パネルからそのフィールドを選択します。ドラッグ アンド ドロップして目的の場所に移動することもできます。
- ヘッダー、説明、区切り線、添付ファイルなど、他のフォーム要素を追加するには、左パネルからその要素を選択します。または、ドラッグ アンド ドロップして目的の場所に移動します。
フィールド パネルの要素
以下の表を使用して、[フィールド] パネルのさまざまな要素を使用するタイミングについて詳しくご確認ください。
| 使用する要素 | 実行内容 |
|---|---|
| ヘッダー/説明 | フォームにヘッダーとセクション ラベルを追加します。ヘッダーは、質問のタイトルや説明文よりも大きなサイズとなります。 これらのフィールドは、フォームを使用するユーザーに手順を示したり、自分が必要とする情報を取得したりするのに役立ちます。 |
| 区切り線 | フォーム内のセクションを区切る線を追加します。 |
| 添付ファイル | ユーザーがフォームに添付ファイルをアップロードできるようにします (1 ファイルあたり最大 30 MB、1 回のフォーム送信ごとに 10 ファイルまで)。追加できる添付ファイル フィールドは 1 つのみです。 添付ファイルは、シート上では行の添付ファイルとして表示されます。 |
フォーム フィールドの文字数制限
フォームで使用できるフィールドについては、次の制限を考慮してください。
| フィールド名 | 文字数制限 |
|---|---|
| フォーム タイトル | 100 |
| フォームについての詳しい説明 | 100 |
| フォームのフィールド ラベル | 100 |
| フォーム フィールドについての詳しいヘルプ テキスト | 制限なし |
| ヘッダー | 100 |
| 説明についての詳しいテキスト | 4000 |
| 確認メッセージ | 4000 |
| 回答フィールド | 4000 |
フォーム フィールドを削除する
フィールドにカーソルを合わせて、ごみ箱アイコンを選択して削除します。
フォーム フィールドを移動する
フォーム フィールドを移動するには、上向きまたは下向き矢印を選択します。また、フォーム フィールドを選択して配置したい場所にドラッグすることも可能です。
フィールド プロパティを編集する
フィールドを編集するには、フォーム ビルダーでフィールドを選択し、右側の [フィールド設定] パネルを使用します。
次の 2 つのタブから選択できます。
- フィールド: フィールドのラベルやその他のプロパティを変更します
- ロジック: ユーザーがフォーム フィールドで選択した値に基づく動作を定義します
フィールド
| 使用する要素 | 実行内容 |
|---|---|
| 列プロパティ ボックス | 鉛筆アイコンを選択して、列の名前、タイプ、およびプロパティ (連絡先リストまたはドロップダウンの値を含む場合) を編集します。 |
| ラベル | フィールドのタイトルを列名と異なるものにする場合は、ラベルを使用します。 |
| ヘルプ テキスト | 送信者に対する説明や他の手順を追加します。これはフィールド ラベルの下に表示されます。 また、ハイパーリンクを含めたり (その場合、新しいタブで開きます)、あるいはメール アドレスのリンクを追加して、回答者の選択したメール クライアントで開くようにしたりすることもできます。 リンクが期待どおりに機能しない場合は、フォームを編集してハイパーリンクを削除し、フォームを保存してから再度ハイパーリンクを追加して、もう一度保存します。 |
| 必須フィールド | フォーム フィールドを必須項目にします。 |
| 非表示フィールド | フォームにフィールドを表示したくない場合に非表示にします。
たとえば、ユーザーに入力させることなく [ステータス] 列に「未解決」と自動入力するには、[ステータス] フィールドを非表示にしたうえで、「未解決」を既定値として設定します。 |
| 検証 | シンプルな文字やパターンベースの検証をフォーム フィールドに追加することで、一貫性があってエラーのないデータを収集できます。 連絡先リストの場合は [リスト値のみに制限] のチェックボックスを使用できます。このチェックボックスをオンにすると、送信者は列にリスト表示されている値からのみ選択できます。 |
| 表示形式 | フィールドをフォーム内でどのように表示するかを選択します。表示オプションは列タイプによって異なります。
ドロップダウン リストの場合は [リスト値のみに制限] チェックボックスを使用できます。このチェックボックスをオンにすると、送信者は列にリスト表示されている値からのみ選択できます。 |
| 既定値 | 送信者がフォームを開いたときに自動的に表示される既定のフィールド値を指定します。また、必要に応じて値を変更することもできます。 |
| システム列 | システム列をフォームに追加することはできませんが、送信日時などの情報を自動追跡するためにシートに追加することは可能です。 |
フォームの編集中に [表示形式] セクションを使用して、フォーム内でのフィールドの表示方法を選択します。
表示オプションは列タイプによって異なります。
| 列タイプ | 利用可能なフォーム フィールド表示オプション |
|---|---|
| 文字列/数値 |
|
| チェックボックス |
|
| ドロップダウン リスト (単一選択) |
|
| ドロップダウン リスト (複数選択) |
|
| 記号 |
|
[フィールド設定] セクションを使用する際は、以下の点を検討してください。
- 送信者は非表示フィールドを見ることができません。これらはフォーム ビルダーまたは接続されているシート自体で確認できます。
- 送信者による回答が長くなると予想される場合は、マルチライン テキスト ボックスを選択します。ボックスの行数はカスタマイズ可能です。
- 垂直方向と水平方向のラジオ ボタンのオプションは、上の表で指定された列タイプにのみ表示されます。
ロジック
条件付きロジックを使用すると、ユーザーの入力に基づいてフォーム フィールドの表示と非表示を切り替えることができます。それにより、送信者には関連する内容のみが表示されます。
例: [優先度] フィールドが「緊急」に設定されている場合にのみ [期限] フィールドを表示する。ユーザーが「低」を選択した場合、たとえ必須であっても [期限] フィールドは非表示になります。フォームにおける条件付きロジックの使用の詳細をご確認ください。
フォームを複製する
- フォームに接続されているシートを開きます。
- 上部メニューから [フォーム] > [フォームの管理] を選択します。
- 複製するフォームを見つけ、3 点リーダー メニューを使用して [複製] を選択します。
他のユーザーとフォームを共同作成する
- 元のシートを共有し、フォームを一緒に作成する共同作業者に所有者または管理者の権限を付与します。 シートの権限設定の詳細をご確認ください。
- ブラウザーの URL をコピーして、フォーム ビルダーを他のユーザーと共有します。
